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下肢静脈瘤と加齢

下肢静脈瘤と年齢の関係

下肢静脈瘤の症状は加齢

下肢静脈瘤の原因として立ち仕事があります。なぜ立ち仕事の人に下肢静脈瘤がおき易いかといいますと、血管の弁に負担がかかりやすいということがあげられるでしょう。血液は地球の重力によって下へ流れるほうが楽です。それを心臓に向かって上へ流していくのですから、重力に逆らう力が必要になります。

立ち仕事をされている人の血管の弁は、常に重力に逆らって働いていますから、弁に負担がかかり下肢静脈瘤を引き起こしやすいといえるでしょう。さらに、1日に10時間以上立ち仕事をしている人は重症化しやすいという報告もありますからご注意ください。

性別では女性が圧倒的に多い病気です。男性の約3倍という報告があります。妊娠、出産の経験がある人はさらに発症率が高まるといわれています。妊娠や出産を経験した人がなぜ発症しやすいのかというと、ホルモンの影響が疑われています。妊娠をするとホルモンの影響で静脈が柔らかくなり、弁が壊れやすくなるといわれています。ですから女性で発症する人が多くなるのでしょう。

もうひとつの原因は年齢です。

☆下肢静脈瘤と年齢にはどのような関係があるのか

下肢静脈瘤を発症する人は、600人を対象に行われた調査では15歳以上の日本人の約40%という報告があります。この報告の中で特に気になったのが年齢です。30歳未満では10数%であった割合が、30代から40代では55%と一気に上昇します。さらに、40代以降になると下肢静脈瘤の割合は60%、70%と増えていきます。

なぜ、年齢が上がるにつれて下肢静脈瘤が増えるのかといった詳しい理由を見つけることはできませんでしたが、加齢に伴い欠陥の弁の働きが弱くなるといったことも理由のひとつとして考えられるでしょう。先の調査結果からも下肢静脈瘤と加齢は深い関係があるといえるのではないでしょうか。